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反芻
ふりがな文庫
“反芻”の読み方と例文
読み方
割合
はんすう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんすう
(逆引き)
お南奉行所の記録に残っている、一年前の宇津の谷峠の出来事を平次は朝の茶に唇を潤おしながら、
反芻
(
はんすう
)
するように続けるのでした。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
宮坂は度の強い近視眼鏡の奥で
睫毛
(
まつげ
)
の疎い眼を学徒らしく瞑目していた。それが景子には老文豪の話を頭で
反芻
(
はんすう
)
して居るらしく見えた。
ガルスワーシーの家
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
この即興と
反芻
(
はんすう
)
とを兼ねた小天才は、この単句をどこから見つけ出したか知らないが、しきりに繰返しては小船の縁をゆすぶっている。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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(50作品)
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“反芻”の解説
反芻(はんすう、rumination)は、偶蹄目の草食動物の多くが行う食物の摂取方法。
まず食物(通常は植物)を口で咀嚼し、反芻胃に送って部分的に消化した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を擦り潰し消化する。
(出典:Wikipedia)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
芻
漢検1級
部首:⾋
10画
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反芻的
反芻類
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