“狼”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
おおかみ76.0%
おほかみ14.0%
オイノ2.5%
おいの1.7%
ウルフ1.7%
(その他)4.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“狼”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語15.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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峠越とうげごえの此の山路やまみちや、以前も旧道ふるみちで、余り道中の無かつたところを、汽車が通じてからは、ほとん廃駅はいえきに成つて、いのししおおかみも又戻つたと言はれる。
〔出典〕貴婦人(新字旧仮名)/泉鏡花(著)
あざなだから記載してないのではなく、その付近のおおかみの辻子とか、何辻とかいう俗称の地名も載っているのにこの地名はないのである。
〔出典〕随筆 宮本武蔵(新字新仮名)/吉川英治(著)
「月々かなりのものを仕送つて、おほかみ連が歸ると、長火鉢の猫板の上へ、長い頤を載つけて置いたつて言ふぢやありませんか」
〔出典〕銭形平次捕物控:097 許婚の死(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)
と忽ち、その前檣ぜんしやうにさら/\と上がつたのはドイツの鉄十字! あゝ、つひに恐しい海の上のおほかみ、「ウルフ号」は現れた。
〔出典〕怪艦ウルフ号(新字旧仮名)/宮原晃一郎(著)
急いでそつちへ行つて見ますと、すきとほつたばら色の火がどん/\燃えてゐて、オイノ九疋くひき、くる/\/\、火のまはりを踊つてかけ歩いてゐるのでした。
〔出典〕狼森と笊森、盗森(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
急いでそっちへ行って見ますと、すきとおったばら色の火がどんどん燃えていて、オイノ九疋くひき、くるくるくるくる、火のまわりをおどってかけ歩いているのでした。
〔出典〕狼森と笊森、盗森(新字新仮名)/宮沢賢治(著)
雪童子ゆきわらすは革むちをわきの下にはさみ、堅く腕を組み、くちびるを結んで、その風の吹いて来る方をじつと見てゐました。おいのどもも、まつすぐに首をのばして、しきりにそつちを望みました。
〔出典〕水仙月の四日(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
「しゅ、もどれったら、しゅ、」雪童子がはねあがるようにしてしかりましたら、いままで雪にくっきり落ちていた雪童子の影法師かげぼうしは、ぎらっと白いひかりに変り、おいのどもは耳をたてて一さんにもどってきました。
〔出典〕水仙月の四日(新字新仮名)/宮沢賢治(著)
それから三時頃眼をさまして、羽根布団の中で焼き林檎りんごを喰べていると、いつの間に這入って来たのか、ウルフが枕元に突立っていた。
〔出典〕ココナットの実(新字新仮名)/夢野久作(著)
帆村探偵ほむらたんていたいウルフ
〔出典〕空襲葬送曲(新字新仮名)/海野十三(著)
両手を、畳に下そうとすると、浪路はあわてて、
〔出典〕雪之丞変化(新字新仮名)/三上於菟吉(著)
おいぬ三六―四二
〔出典〕遠野物語(新字新仮名)/柳田国男(著)
おゝかみのような恰好かっこうをして枕もとにすわっていたが、その眼でジロリと見られた途端に、滋幹は体がすくんで
〔出典〕少将滋幹の母(新字新仮名)/谷崎潤一郎(著)
その時は判らなくて、ぞっとしただけですが、やがて判った。あちらでは死体を火葬にしないで、土葬にする。それを野犬が、向うじゃろうと言ってたが、やはり野犬ですな。
〔出典〕狂い凧(新字新仮名)/梅崎春生(著)
オカミいやーんと弟は泣く。
〔出典〕海流(新字新仮名)/宮本百合子(著)