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狼穽
ふりがな文庫
“狼穽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おとしあな
50.0%
ろうせい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとしあな
(逆引き)
狼穽
(
おとしあな
)
かそれとも他の何か? とにかくそこには人工の穴が、
以前
(
まえ
)
から掘られていたのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
狼穽(おとしあな)の例文をもっと
(1作品)
見る
ろうせい
(逆引き)
私達の用いている言葉は
謂
(
い
)
わば
狼穽
(
ろうせい
)
のようなものだ。それは獲物を取るには役立つけれども、私達自身に向っては妨げにこそなれ、役には立たない。
或
(
あるい
)
は拡大鏡のようなものだ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
狼穽(ろうせい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“狼穽”の解説
狼穽(ろうせい、fr: trous de loup)は、中世の城砦で用いられた一種のブービートラップあるいは陣地防御用の障害物。一種の落とし穴で、深さ約2m、上部の穴径が幅1.2〜2mの円錐形で、底部にはパンジ・スティックのような先の尖った木の棒が打ち込まれていた。
穴はむき出しな場合もあったし、あるいは簡単に踏み抜ける薄い木材などで作られたカバーの上に覆土して隠蔽されることもあった。
(出典:Wikipedia)
狼
漢検準1級
部首:⽝
10画
穽
漢検1級
部首:⽳
9画
“狼”で始まる語句
狼狽
狼
狼藉
狼藉者
狼煙
狼火
狼籍
狼烟
狼群
狼森
“狼穽”のふりがなが多い著者
有島武郎
国枝史郎