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狼穽
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ろうせい
ふりがな文庫
“
狼穽
(
ろうせい
)” の例文
私達の用いている言葉は
謂
(
い
)
わば
狼穽
(
ろうせい
)
のようなものだ。それは獲物を取るには役立つけれども、私達自身に向っては妨げにこそなれ、役には立たない。
或
(
あるい
)
は拡大鏡のようなものだ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
“狼穽”の解説
狼穽(ろうせい、fr: trous de loup)は、中世の城砦で用いられた一種のブービートラップあるいは陣地防御用の障害物。一種の落とし穴で、深さ約2m、上部の穴径が幅1.2〜2mの円錐形で、底部にはパンジ・スティックのような先の尖った木の棒が打ち込まれていた。
穴はむき出しな場合もあったし、あるいは簡単に踏み抜ける薄い木材などで作られたカバーの上に覆土して隠蔽されることもあった。
(出典:Wikipedia)
狼
漢検準1級
部首:⽝
10画
穽
漢検1級
部首:⽳
9画
“狼”で始まる語句
狼狽
狼
狼藉
狼藉者
狼煙
狼火
狼籍
狼烟
狼群
狼森