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ろうせい
ふりがな文庫
“ろうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
隴西
58.8%
老成
17.6%
狼星
5.9%
牢霽
5.9%
狼穽
5.9%
老生
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隴西
(逆引き)
軽薄なる世人の常とて、当時
隴西
(
ろうせい
)
(李陵の家は隴西の出である)の
士大夫
(
したいふ
)
ら皆李家を出したことを恥としたと記されている。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ろうせい(隴西)の例文をもっと
(10作品)
見る
老成
(逆引き)
深刻な苦労を経て来たその筋骨は、たとえば
岩礁
(
がんしょう
)
に
生
(
は
)
えている
痩
(
や
)
せ
松
(
まつ
)
か、風雪に痛めつけられて来た
矮梅
(
わいばい
)
の如き感じで、強くはあるがもう人間の
老成
(
ろうせい
)
を
呈
(
てい
)
していた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ろうせい(老成)の例文をもっと
(3作品)
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狼星
(逆引き)
一人の
歩哨
(
ほしょう
)
が見るともなくこの
爛々
(
らんらん
)
たる
狼星
(
ろうせい
)
を見上げていると、突然、その星のすぐ下の所にすこぶる大きい赤黄色い星が現われた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
空気の乾いているせいか、ひどく星が美しい。黒々とした山影とすれすれに、夜ごと、
狼星
(
ろうせい
)
が、青白い
光芒
(
こうぼう
)
を斜めに
曳
(
ひ
)
いて輝いていた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ろうせい(狼星)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
牢霽
(逆引き)
野口、北村、沼尻ノ三権少属ハ各家累ヲ
挈
(
ひっさ
)
ゲテ後継ト
為
(
な
)
ル。コノ日ヤ天気
牢霽
(
ろうせい
)
、
朝暾
(
ちょうとん
)
菊章ノ
伝符
(
でんぷ
)
ニ映ジ
閃閃
(
せんせん
)
トシテ光アリ。服部、水谷、永井ノ三生、児精一郎ラ送ツテ千住駅ニ到ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ろうせい(牢霽)の例文をもっと
(1作品)
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狼穽
(逆引き)
私達の用いている言葉は
謂
(
い
)
わば
狼穽
(
ろうせい
)
のようなものだ。それは獲物を取るには役立つけれども、私達自身に向っては妨げにこそなれ、役には立たない。
或
(
あるい
)
は拡大鏡のようなものだ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ろうせい(狼穽)の例文をもっと
(1作品)
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老生
(逆引き)
また此の、品川で、陣羽織
菊綴
(
きくとじ
)
で、
風折烏帽子
(
かざおりえぼし
)
紫
(
むらさき
)
の
懸緒
(
かけお
)
に
張合
(
はりあ
)
つた次第を聞いて、——例の天下の
博士
(
はかせ
)
めが、(遊ばされたり、
老生
(
ろうせい
)
も一度
其
(
そ
)
の御扮装を拝見。)
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ろうせい(老生)の例文をもっと
(1作品)
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