“歩哨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほしょう86.5%
ほせう10.8%
ほしよう2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人の歩哨ほしょうが見るともなくこの爛々らんらんたる狼星ろうせいを見上げていると、突然、その星のすぐ下の所にすこぶる大きい赤黄色い星が現われた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
歩哨ほせうは剣をかまへて、じつとそのまつしろな太い柱の、大きな屋根のある工事をにらみつけてゐます。
朝に就ての童話的構図 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
陣営の歩哨ほしようにたてる老兵の姿に似たり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)