“爛々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんらん91.2%
らん/\7.7%
ぎら/\1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人の歩哨ほしょうが見るともなくこの爛々らんらんたる狼星ろうせいを見上げていると、突然、その星のすぐ下の所にすこぶる大きい赤黄色い星が現われた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
翌朝あけのあさむねくもあふいで、いさましく天守てんしゆのぼると、四階目しかいめ上切のぼりきつた、五階ごかいくちで、フトくらなかに、金色こんじきひかりはなつ、爛々らん/\たるまなこ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ロミオがおにゃれば、そちらうほどに、細截きりこまざいてほしにせい、したら大空おほぞらかはすばかりうつくしうなって、世界中せかいぢゅうものよるれ、もうれもあの爛々ぎら/\した太陽たいやうをがまぬやうにもなるであらう。