“上切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あげき50.0%
のぼりき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七「旦那もし、私が疑ぐるも何もねえ、貴方が隠居なさればお梅を上切あげきりにしてもいので、うに当人も其の心が有るのだから、その代りにねえ貴方」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
翌朝あけのあさむねくもあふいで、いさましく天守てんしゆのぼると、四階目しかいめ上切のぼりきつた、五階ごかいくちで、フトくらなかに、金色こんじきひかりはなつ、爛々らん/\たるまなこ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)