“惚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
76.4%
8.1%
のろ4.4%
ほれ3.7%
2.7%
とぼ1.5%
0.5%
うっと0.2%
0.2%
たしな0.2%
0.2%
ほう0.2%
ほれつ0.2%
ぼれ0.2%
まい0.2%
0.2%
マイ0.2%
モノオモ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会衆は蠱惑されてれていた。底の底から清められ深められたクララの心は、露ばかりの愛のあらわれにも嵐のように感動した。
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
上気せる美くしき梅子のあどけなきを銀子は女ながらにれと眺め「私が悪るかつたの、梅子さん、何卒聴かして下ださいな」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
らないでもいゝよ。でも周子、お前昨夜はよく来たな。どうだい、お父さんが芸者にけてゐたところは、どうだ。……驚いたか。」
熱海へ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
を云えば御前の所行くあってと察したは年の功、チョンて居てもじゃ、はおれもお前のお辰にたもく惚た
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして私達の詩に聞きれてゐる如き神妙な顔を保つてゐた彼女の様子を思ひ出すと、冷汗が泉のやうに全身に流れ出すのであつた。
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
さあいよいよだ、とぎょっとしたけれど、何時頃にと、けて尋ねますと、ちょうど刻限が合ってるんで。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そこの街道は何マイルも続いて両側に四重の棕櫚の並み木を持っていた。そこの小家はいずれもれするような編み細工や彫刻で構成せられた芸術品であった。
アフリカの文化 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ただりとしてしまうのです。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
ここに天皇それなることを知らしめして、恆に長眼を經しめ、またひもせずて、めたまひき。かれその大碓の命、兄比賣に娶ひて生みませる子、押黒の兄日子の王。
おいとへてかしすほどのろさ、くてらば千歳くしきぬべうぞえし。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ぽかんと、馬鹿みたいに、けた顔つきを、うつろにしていることがあるかと思うと、些細なことにも、激怒したり、また哄笑を発したりした。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぽくて、物の道理もわからないのが、この時代の江戸の市井に、幾多の物語と傳説とを作つたことは事實で、芝居と繪本と、らな話で、娘をかう教育した
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
茶卓のクロース皮膚の汚点をつけて、無上の快楽については妥協政治で解決する弾力のある男女がおか同士のように話しつづけた。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
身も世もないほどゾッコンっているんです。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
死人・け人の為には游離魂を身中にとり込めて、甦生する鎮魂の本縁なる天窟戸の詞章、家屋の精霊なる火の来歴と其弱点とを指摘して、其災ひせぬ事を誓はせる火生みの詞章、——此等が
T「ってるんでしょう?」
中村仲蔵 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)
そこで、天子様はお憤りなされて「つねに、長眼しめ、又しもせず、はしめたまひき」とある。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)