“蠱惑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こわく93.8%
ちから1.3%
まどわし1.3%
みわく1.3%
アムブロウジアル1.3%
チャーム1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに似た蠱惑的な響きがあって、一度聴いたものは、どうしても忘れることの出来ない、惑乱を感じさせられると申して居ります。
焔の中に歌う (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
そして、磁石にでも引かれるように、その人間放れのした蠱惑に、ぐいぐいと引かれていったのです。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
舟の中の二人の運命が夢のような静けさを取って彼女の心に写った。其処から怪しい蠱惑の不安が手を伸した。彼女はまた外に出てみた。それは日暮頃から四度目であった。
湖水と彼等 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
嗚呼! なんとかして自分を蠱惑するに足る対象がほしいものだ!「廃人」のくせに贅沢をいうな——と叱られるかもしれないが
変なあたま:最近の心境を語る (新字新仮名) / 辻潤(著)
あわれな木村は葉子の蠱惑に陥ったばかりで、早月家の人々から否応なしにこの重い荷を背負わされてしまっているのだ。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)