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こわく
ふりがな文庫
“こわく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蠱惑
90.7%
狐惑
3.5%
蟲惑
2.3%
可怕
1.2%
小籰
1.2%
蠢惑
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠱惑
(逆引き)
会衆は
蠱惑
(
こわく
)
されて
聞
(
き
)
き
惚
(
ほ
)
れていた。底の底から清められ深められたクララの心は、露ばかりの愛のあらわれにも嵐のように感動した。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
こわく(蠱惑)の例文をもっと
(50作品+)
見る
狐惑
(逆引き)
七島には
狐
(
きつね
)
がおらぬから、
狐惑
(
こわく
)
や狐
憑
(
つ
)
きの話はない。その代わりに大島では
鼬
(
いたち
)
にだまさるると申しておる。また、八丈では山猫にだまさるるとの説がある。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
こわく(狐惑)の例文をもっと
(3作品)
見る
蟲惑
(逆引き)
何という悪戯的な
蟲惑
(
こわく
)
と手練手管の小妖婦が、この万人の
権利
(
クレイム
)
する「
私の巴里
(
モン・パリ
)
」であろう!
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
こわく(蟲惑)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
可怕
(逆引き)
『サア言え! 聞いたら
聞
(
きい
)
たと言え!
慝
(
かく
)
すかお前は』と僕の顔を
睨
(
にら
)
みつけましたから、僕も益々
可怕
(
こわく
)
なり
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
こわく(可怕)の例文をもっと
(1作品)
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小籰
(逆引き)
鰻賣が教へてくれた道を來たら雜木の間で低い草葺のたつた一軒家へ出た。縁先では白い手拭をかぶつた娘が一人で絲を
小籰
(
こわく
)
に掛けて居る。
鉛筆日抄
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
こわく(小籰)の例文をもっと
(1作品)
見る
蠢惑
(逆引き)
そして、絶えずその神秘の中に分けて入ってゆくような
蠢惑
(
こわく
)
を感じていて、その一片でも征服するごとに、いつも勝ち誇ったような、気持になるのが常であった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
こわく(蠢惑)の例文をもっと
(1作品)
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