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慝
ふりがな文庫
“慝”の読み方と例文
読み方
割合
かく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく
(逆引き)
『
慝
(
かく
)
すには及ばんぞ、
聞
(
きい
)
たら聞いたと言うが
可
(
え
)
え。そんなら
乃父
(
おれ
)
には
考案
(
かんがえ
)
があるから。サア慝くさずに言うが可え。何か聞いたろう?』
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
私
(
わし
)
の跡を
追掛
(
おっか
)
けて来て富五郎はいるか、
慝
(
かく
)
まったろう、イエ慝まわぬ、居ないといえばじゃア戸棚に居ましょうというので捜しましょう
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
予
(
かね
)
てから独逸人が
吝
(
しみ
)
つたれで、慾深で、有る程のものは
掻
(
か
)
つ
払
(
ぱら
)
はずには
居
(
を
)
られない癖を知つてゐるので、てんでに財産を
慝
(
かく
)
まふのに智慧を絞つたものだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
慝(かく)の例文をもっと
(4作品)
見る
慝
漢検1級
部首:⼼
14画
“慝”を含む語句
慝名
奸慝
淑慝
隠慝
“慝”のふりがなが多い著者
平出修
三遊亭円朝
国木田独歩
薄田泣菫