“おっかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恐怖50.0%
可怕25.0%
可怖12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなに恐怖おっかながる程の事もないようだね。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
無論まだ死ぬという事が如何どんな事だかくは分らなかったが、唯何となく斯う奥の知れぬ真暗な穴のような処へ入る事のように思われて、日頃から可怕おっかながっていたのだが
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
じゃ、まあそう可怖おっかなそうにきょろきょろ立っていなくとも好う御座んさあね、お婆さん、誰が知ってるもんですか。それに此方こちとらだってお互に何も弱点あらの拾いっこを
「六万五千の劇通が批評眼といふおっかないものをみはつたところで、娘の子が羽子板屋の店へ立つて気迷きまよいする位なものなるべし」
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)