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可怕
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おっかな
ふりがな文庫
“
可怕
(
おっかな
)” の例文
「どうですかね。安心して私に委せておけないような人達ですからね。何を
仕出来
(
しでか
)
すかと思って、
可怕
(
おっかな
)
いでしょう」お島は
可笑
(
おか
)
しそうに笑った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
無論まだ死ぬという事が
如何
(
どん
)
な事だか
能
(
よ
)
くは分らなかったが、唯何となく斯う奥の知れぬ真暗な穴のような処へ入る事のように思われて、日頃から
可怕
(
おっかな
)
がっていたのだが
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「須田町から先は、自分ながら
可怕
(
おっかな
)
くて
為様
(
しよう
)
がなかったの。だけど訳はない。二三度乗まわせば
急度
(
きっと
)
平気になれます」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お
祖母
(
ばあ
)
さんが死んだのは
可怕
(
おっかな
)
いが、その
可怕
(
おっかな
)
い処を見たいような気もする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「あんたが肺病になれば、私が看病しますよ。肺病なんか
可怕
(
おっかな
)
くて、どうするもんですか」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
怕
漢検1級
部首:⼼
8画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜