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可怕
ふりがな文庫
“可怕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こわ
46.2%
おっかな
15.4%
おそろ
7.7%
おそろし
7.7%
おっかなく
7.7%
おッかな
7.7%
こわく
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こわ
(逆引き)
それでもまだ彼は、君の
可怕
(
こわ
)
がり方にはどうも本当らしさが見えないなどと云つて、彼女の話を覆さうといろいろ説いて見た。
吸血鬼
(新字旧仮名)
/
ジョン・ウィリアム・ポリドリ
(著)
可怕(こわ)の例文をもっと
(6作品)
見る
おっかな
(逆引き)
「どうですかね。安心して私に委せておけないような人達ですからね。何を
仕出来
(
しでか
)
すかと思って、
可怕
(
おっかな
)
いでしょう」お島は
可笑
(
おか
)
しそうに笑った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
可怕(おっかな)の例文をもっと
(2作品)
見る
おそろ
(逆引き)
然し今でも真夜中にふと眼を
醒
(
さ
)
ますと酒も
大略
(
あらまし
)
醒めていて、眼の先を児を
背負
(
おぶ
)
ったお政がぐるぐる廻って遠くなり近くなり遂に暗の中に消えるようなことが時々ある。然し別に
可怕
(
おそろ
)
しくもない。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
可怕(おそろ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おそろし
(逆引き)
一寝入したかと思うと、フト眼が
覚
(
さ
)
めた、眼が覚めたのではなく
可怕
(
おそろし
)
い力が
闇
(
やみ
)
の底から手を伸して
揺
(
ゆ
)
り起したのである。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
可怕(おそろし)の例文をもっと
(1作品)
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おっかなく
(逆引き)
お
亡
(
なく
)
なンなすッたよが
一寸
(
ちょっと
)
分らなかったが、死んだのだと聞くと、
吃驚
(
びっくり
)
すると同時に、急に何だか
可怕
(
おっかなく
)
なって来た。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
可怕(おっかなく)の例文をもっと
(1作品)
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おッかな
(逆引き)
と、
折柄
(
おりから
)
絶入るように啼入る
狗
(
いぬ
)
の声に、私は我知らず
勃然
(
むッくり
)
起上ったが、何だか一人では
可怕
(
おッかな
)
いような気がして
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
可怕(おッかな)の例文をもっと
(1作品)
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こわく
(逆引き)
『サア言え! 聞いたら
聞
(
きい
)
たと言え!
慝
(
かく
)
すかお前は』と僕の顔を
睨
(
にら
)
みつけましたから、僕も益々
可怕
(
こわく
)
なり
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
可怕(こわく)の例文をもっと
(1作品)
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可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
怕
漢検1級
部首:⼼
8画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜
“可怕”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
国木田独歩
徳田秋声
梶井基次郎