“大略”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あらまし45.2%
おおよそ22.6%
たいりゃく12.9%
あらかた9.7%
おほよそ6.5%
あら/\3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“大略”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
竹山の親しく見た野村良吉は、大略あらまし前述まへの様なものであつたが、渠は同宿の人の間に頗る不信用であつた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
寄附金といわれて我知らずどきまぎしたが「大略あらまし集まった」とわずかに答えて直ぐわきを向いた。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
何んの小一郎が、そんな武士なものか、「あっ」と叫んだ一刹那、大略おおよそ二間背後の方へ、そくに飛び返っていたのである。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とお俊は玄関のところで挨拶した。彼女は大略おおよそその日の相談を想像して、心配らしい様子をしていた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これが鐘のひびきと女の死というような『上野の鐘』の大略たいりゃくで、十二時を報じた時の鐘であったという。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
その訊問じんもん模様もようは、大略たいりゃくつぎごときものであつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
貧乏は知らないと云ってもいから、愚痴になるわけはないが、自分の親を、その年紀としで、友達の前で、呼ぶに母様をもってするのでも大略あらかた解る。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「はい芳江でござります! 話は大略あらかた戸の外でお聞き致してござります……いえいえどうあっても老師様はここから他へはやりませぬ! どうぞお止どまりくださりませ! 一生のお願いでござります」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
翌々夜よく/\や秋田市あきたしでは、博士はかせてふ取巻とりまくこと、大略おほよそかくとほりであつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いけを、あさから日沒につぼつまで、歩調ほてう遲速ちそくろんぜぬ、大略おほよそ十五時間じふごじかんあひだに、幾𢌞いくまはりか、囘數くわいすうおほいのをもつ勝利かちとする。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
清「大略あら/\ってお前さんの心に大概分ったかえ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
梅「うん、わかった、いや大略あら/\分りました」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)