“おおよそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大凡68.6%
大略13.7%
大約5.9%
大概3.9%
大体2.0%
大率2.0%
無慮2.0%
2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかにのん気な老中以下の役人どもとて、大凡おおよそ、浜川たちのして来たことに、気がついているらしく、これを機会しお
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
河合は若い時旧派の役者になろうとして(外の事情は知らぬ)大阪にはしり、その前後大凡おおよそ源之助の影響を受けて了った。
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
何んの小一郎が、そんな武士なものか、「あっ」と叫んだ一刹那、大略おおよそ二間背後の方へ、そくに飛び返っていたのである。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とお俊は玄関のところで挨拶した。彼女は大略おおよそその日の相談を想像して、心配らしい様子をしていた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
が、大約おおよそ時間じかんってからかえってた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さん候、大約おおよそ十二万三千四百
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
もとより一朝の略説甚だ尽さゞるありといへども大概おおよそはけだし叙し去りたるならん。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
路はもとより人跡じんせき絶えているところを大概おおよその「かん」で歩くのであるから、忍耐がまん忍耐がまんしきれなくなってこわくもなって来れば悲しくもなって来る
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「だいぶ久しく書いているようだが、まあいつごろ済むつもりかね。大体おおよそ
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
卵〔牧野いう、Ovule の事〕ハ胎座内ニ在テ後ニ種子ト成ル、卵ハ大率おおよそ子房ノ中ニ居ス……卵ニ胞〔牧野いう、膜皮の事〕アリ或ハ一層或ハ二層、卵内ニ胚珠一点アリ、即チ異日果中ノ胚ナリ
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
無慮おおよそ二十通位の手紙がバナナのように机の上に積み重ねられた。
以上が神戸牧師が警察に出頭して陳述した要点だった。支倉の妻の静子がこの事について申述べた所もおおよそ同様であった。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)