“おおよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大凡57.1%
35.7%
大宜7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナオミさんから貰ったんです。———もうそう云えば、僕がどうして此処に来ているか、大凡おおよそあなたはお察しになったと思いますが、………」
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一 遠州奥山おくやま白鞍山しらくらやまは、浦川の水源なり。大峰を通りおおよそ四里、山中人跡まれなり。神人住めり。俗に山男と云ふ。雪中に其跡を見て盛大なることを知る。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
宜いとも、大宜おおよしだ。何もはばかることはない、少しも構わない、ぐに逢いたいと云うと、その翌日松木が出て来た。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)