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凡
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おおよ
ふりがな文庫
“
凡
(
おおよ
)” の例文
序
(
つい
)
でにお
爺
(
じい
)
さんの
人相書
(
にんそうがき
)
をもう
少
(
すこ
)
しくわしく
申上
(
もうしあ
)
げますなら、
年齢
(
とし
)
の
頃
(
ころ
)
は
凡
(
おおよ
)
そ八十
位
(
くらい
)
、
頭髪
(
とうはつ
)
は
真白
(
まっしろ
)
、
鼻下
(
びか
)
から
顎
(
あご
)
にかけてのお
髭
(
ひげ
)
も
真白
(
まっしろ
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
一 遠州
奥山
(
おくやま
)
郷
白鞍山
(
しらくらやま
)
は、浦川の水源なり。大峰を通り
凡
(
おおよ
)
そ四里、山中人跡
稀
(
まれ
)
なり。神人住めり。俗に山男と云ふ。雪中に其跡を見て盛大なることを知る。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
凡
(
おおよ
)
そ此等の人々は、皆多少今の文壇の創建に先だって、生埋の運命に迫られたものだ。それは丁度雑りものの
賤金属
(
せんきんぞく
)
たる鴎外が
鋳潰
(
いつぶ
)
されたと同じ時であった。
鴎外漁史とは誰ぞ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
神女の人数を、
七
(
ナヽ
)
処女・
八
(
ヤ
)
処女・
九
(
コヽノ
)
の処女などと勘定している。これは、多数を
凡
(
おおよ
)
そ示す数詞が変化していったためである。それとともに実数の上に固定を
来
(
きた
)
した場合もあった。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
瑞策が報恩のために物を贈ろうとしたにしても、よもや帝室から賜った『医心方』三十巻の
中
(
うち
)
から、一巻を
割
(
さ
)
いて贈りはしなかっただろう。
凡
(
おおよ
)
そこれらの事は、前人が皆かつてこれを論弁している。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“凡”の解説
凡(ぼん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
“凡”を含む語句
大凡
凡人
凡百
凡庸
凡夫
凡河内
平凡
凡下
凡兆
凡慮
凡俗
凡情
凡物
凡々
凡有
凡川内
超凡
凡下放埒
凡事
非凡
...