“鼻下”の読み方と例文
読み方割合
びか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでにおじいさんの人相書にんそうがきをもうすこしくわしく申上もうしあげますなら、年齢としころおおよそ八十くらい頭髪とうはつ真白まっしろ鼻下びかからあごにかけてのおひげ真白まっしろ
ぼくですか、ぼくは』とよどんだをとことしころ二十七八、面長おもながかほ淺黒あさぐろく、鼻下びかき八ひげあり、人々ひと/″\洋服やうふくなるに引違ひきちがへて羽織袴はおりはかまといふ衣裝いでたち
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
白寮権現はくりょうごんげんの神職を真先まっさきに、禰宜ねぎ村人むらびと一同。仕丁続いてづ——神職、年四十ばかり、色白く肥えて、鼻下びかひげあり。落ちたる鉄槌を奪うとひとしく、お沢の肩をつかむ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)