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引違
ふりがな文庫
“引違”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきちが
75.0%
ひきたが
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきちが
(逆引き)
『
僕
(
ぼく
)
ですか、
僕
(
ぼく
)
は』と
言
(
い
)
ひ
澱
(
よど
)
んだ
男
(
をとこ
)
は
年
(
とし
)
の
頃
(
ころ
)
二十七八、
面長
(
おもなが
)
な
顏
(
かほ
)
は
淺黒
(
あさぐろ
)
く、
鼻下
(
びか
)
に
濃
(
こ
)
き八
字
(
じ
)
髭
(
ひげ
)
あり、
人々
(
ひと/″\
)
の
洋服
(
やうふく
)
なるに
引違
(
ひきちが
)
へて
羽織袴
(
はおりはかま
)
といふ
衣裝
(
いでたち
)
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
人々は
縁下
(
えんした
)
より、ばらばらとその行く
方
(
ほう
)
を取巻く。お沢。遁げつつ
引返
(
ひきかえ
)
すを、神職、
追状
(
おいざま
)
に
引違
(
ひきちが
)
え、帯
際
(
ぎわ
)
をむずと取る。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引違(ひきちが)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひきたが
(逆引き)
お酉さまへ
諸共
(
もろとも
)
にと言ひしを道
引違
(
ひきたが
)
へて我が
家
(
や
)
の
方
(
かた
)
へと美登利の急ぐに、お前一処には来てくれないのか、何故
其方
(
そつち
)
へ帰つてしまふ、
余
(
あんま
)
りだぜと例の如く甘へてかかるを振切るやうに物言はず
行
(
ゆ
)
けば
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
酉
(
とり
)
さまへ
諸共
(
もろとも
)
にと
言
(
い
)
ひしを
道
(
みち
)
引違
(
ひきたが
)
へて
我
(
わ
)
が
家
(
や
)
の
方
(
かた
)
へと
美登利
(
みどり
)
の
急
(
いそ
)
ぐに、お
前
(
まへ
)
一
處
(
しよ
)
には
來
(
き
)
て
呉
(
く
)
れないのか、
何故
(
なぜ
)
其方
(
そつち
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
仕舞
(
しま
)
ふ、
餘
(
あんま
)
りだぜと
例
(
れい
)
の
如
(
ごと
)
く
甘
(
あま
)
へてかゝるを
振切
(
ふりき
)
るやうに
物言
(
ものい
)
はず
行
(
ゆ
)
けば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
引違(ひきたが)の例文をもっと
(2作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引違”のふりがなが多い著者
樋口一葉
国木田独歩
泉鏡花
岡本綺堂