“ひきたが”の漢字の書き方と例文
語句割合
引違100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お酉さまへ諸共もろともにと言ひしを道引違ひきたがへて我がかたへと美登利の急ぐに、お前一処には来てくれないのか、何故其方そつちへ帰つてしまふ、あんまりだぜと例の如く甘へてかかるを振切るやうに物言はずけば
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
とりさまへ諸共もろともにとひしをみち引違ひきたがへてかたへと美登利みどりいそぐに、おまへしよにはれないのか、何故なぜ其方そつちかへつて仕舞しまふ、あんまりだぜとれいごとあまへてかゝるを振切ふりきるやうに物言ものいはずけば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)