“人々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとびと74.3%
ひと/″\18.1%
にんにん4.4%
ひと/\1.2%
かたがた0.4%
みんな0.4%
じんこう0.4%
ひと0.4%
/″\0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間人々は、このうわさをにするとさわぎでありました。そこにもここにも、まって金色をしたのであります。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
市街中程きな市場がある、兒童其處へ出かけて、山のやうに貨物であるにふんぞりつて人々立騒ぐのをて居る。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
第十七条 人にるには信を以てす可し。れ人を信じて人も亦己れを信ず。人々相信じて始めて自他の独立自尊をにするを得べし。
修身要領 (新字旧仮名) / 福沢諭吉慶應義塾(著)
足袋股引支度ながらに答へたるに人々しをらしきを感じ合ひしがしをらしとは此世のものにずしをらしきが此男此世車夫とは落ちしなるべし。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
先生におましたの——其れから学校を卒業する、貴女は菅原様つしやる、他の人々れ方向をおになるのを見て
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「まア驚いた!」と低い声で言って、人々の顔をきょろきょろ見廻わした。人々も何事が起ったかとお徳の顔を見る。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それやこれやの關係で、日本地震學開發といはれてゐるのであるが、其開發者人々外國人にイギリスであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ある時はフィリップのごとさき町にさき人々を愛せむと思ふ
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
ついたを三ならばと直切つてく、はぬばはこのほかにもるべし、信如かるどもいかにもぐるしく、よし檀家にはらずとも近邊人々はく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)