“ひと/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人々93.8%
人人4.2%
儕輩2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、屋根やねうへ千人せんにんいへのまはりの土手どてうへ千人せんにんといふふう手分てわけして、てんからりて人々ひと/″\退しりぞけるはずであります。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
それは人人ひと/″\の胸にどんな氣持を呼び起すことであらうか? また世のかげにひそんで人知れず自己の作品を書き努める無名の作家、雜誌ざつしへの投書を樂しむつつましき文藝愛好者
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
衆人醉へる中に獨り醒むる者はれられず、斯かる氣質なれば時頼はおのづから儕輩ひと/″\うとんぜられ、瀧口時頼とは武骨者の異名いみやうよなど嘲り合ひて
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)