“さいはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サイハイ
語句割合
采配80.2%
儕輩10.5%
再拝3.5%
釆配2.3%
砕杯1.2%
裁配1.2%
采旆1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見張りに残ったのは三宅平七ただひとり。この男、旗本の次男でまだ二十三になったばかりだが、諸事みな采配さいはいふるって、なかなかおちついているのです。
とうの中將殿(重衡)も管絃くわんげんしらべこそたくみなれ、千軍萬馬の間に立ちて采配さいはいとらんうつはに非ず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
紺地無紋こんじむもん陣羽織じんばおりをつけ、ひだりの籠手こて采配さいはいをもち、銀作しろがねづくりの太刀をうしろへ長くそらしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかうして儕輩さいはいのみがあつまればほとんど別人べつじんである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
外交官にしては直情径行に過ぎ、議論の多い規矩男の父の春日越後は、自然上司や儕輩さいはいたちに好かれなかった。駐在の勤務国としてはあまり国際関係に重要でない国々へばかりまわされていた。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
教育者の権威に煩わされなくなった時代には儕輩さいはいの愛校心を嘲り学問研究の熱心を軽蔑した。
『偶像再興』序言 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
生命いのちがけで、いて文部省の展覧会で、へえつくばつて、いか、洋服のひざを膨らまして膝行いざつてな、いゝ図ぢやないぜ、審査所のお玄関で頓首とんしゅ再拝さいはいつかまつつた奴を、紙鉄砲かみでっぽうで、ポンとねられて、ぎやふんとまゐつた。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
それでもあなたは一御主人ごしゆじんさまにりて釆配さいはいをおとりなさらずはかなふまじ、いままでのやうなおらく御身分ごみぶんではいらつしやらぬはづおさへられて
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
禁酒きんしゅ砕杯さいはいやく
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『ソーニャがもしヘマをやるかと心配して、第四の役を背負って戻って来たものです。保険金を請取らぬうちしっぽを見せては折角の苦心も水の泡なので、自分がいて裁配さいはいを振らねば心許なかったのでしょう。三週間前から、私の行動を蔭にいて窺っているのです。』
水牛のつののような巨大な脇立わきだてのあるかぶとかぶって、右の手に朱色の采旆さいはいを持ち、左の手をその親指が太刀たちさやに触れる程に大きく開いたまゝひざの上に伏せ