“采配”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいはい98.8%
せえへえ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お千勢の矢場といふは、お千勢の母親のお組が采配さいはいを揮ひ、娘のお千勢の愛嬌を看板に、この二三年めき/\と仕上げた店でした。
で、真言を唱えつつ珠数じゅず采配さいはいのごとくに振り廻して、そうして向うから出て来る山雲を退散せしむる状をなして大いにその雲と戦う。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「へえ、上から下まで浚えやした、彦の野郎が采配せえへえ振って。」