お千勢の矢場といふは、お千勢の母親のお組が采配を揮ひ、娘のお千勢の愛嬌を看板に、この二三年めき/\と仕上げた店でした。
これまでの佐久間、柴田などとちがい、こんどの采配ぶりには魂がはいっている。織田でもよほどな人物が、指揮に当っておるに相違ない
“采配”の意味
《名詞》
采 配 (さいはい)
昔、陣中で、大将が士卒を指揮するのに用いた道具。厚紙を細く切ってふさを作り、これに木または竹の柄を付けたもの。
指図。指揮。
塵はたき。
(出典:Wiktionary)
采 配 (さいはい)
(出典:Wiktionary)
“采配”の解説
采配(さいはい)とは戦場で軍勢を率いる際に用いた指揮具。1尺ほどの柄に千切りの紙片や獣毛(犛〈はぐま〉の毛という)などを細長く垂らしたもので、振って合図を送るために用いられた。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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