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無辺
ふりがな文庫
“無辺”の読み方と例文
旧字:
無邊
読み方
割合
むへん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むへん
(逆引き)
ぼくはこんなことを考えながら望遠鏡をとって東のほうを熱心にながめた、
双眸
(
そうぼう
)
のふるかぎりはただ
茫々寂々
(
ぼうぼうじゃくじゃく
)
たる
無辺
(
むへん
)
の大洋である。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
しかし……しかし
伊那丸
(
いなまる
)
さまは大せつな
甲斐源氏
(
かいげんじ
)
の
一粒種
(
ひとつぶだね
)
、あわれ八
幡
(
まん
)
、あわれ
軍
(
いくさ
)
の神々、力わかき民部の
采配
(
さいはい
)
に、
無辺
(
むへん
)
のお力をかしたまえ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
犇々
(
ひしひし
)
と身に迫って来るのを感じる、声を限りに叫んだが、
反響
(
エコー
)
は岩の空洞よりオーイと返すのみ、自分は友を呼ぶ、反響は自分を冷嘲する、
寥廓
(
りょうかく
)
無辺
(
むへん
)
の天の一角を
彷徨
(
さまよ
)
うて
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
無辺(むへん)の例文をもっと
(7作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“無辺”の関連語
顛倒
青蓮華
一動
“無辺”で始まる語句
無辺際
無辺際空
無辺光
無辺空際
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