“幡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はた42.9%
まん23.8%
ばん19.0%
はん9.5%
ばた2.4%
ハタ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの建物はずうっと遠くにあったのですけれども見上げるばかりに高く青や白びかりの屋根を持ったり虹(にじ)のやうないろの幡(はた)が垂れたり
ひかりの素足 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
部下の御家人で那見(なみ)市右衛門という老人を仮親(かりおや)に立て、名を園絵と改めさせて、牛込築土(うしごめつくど)八幡(まん)に近い神尾方へ送り込んだのだった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
われらみずからの精神の働きに関係しないものはいっさい実在ではない。六祖慧能(えのう)かつて二僧が風に翻る塔上の幡(ばん)を見て対論するのを見た。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心、岡倉覚三(著)
青州の野についてみると、賊数万の軍は、すべて黄の旗と、八卦(はっけ)の文を証(しるし)とした幡(はん)をかざして、その勢い、天日をも侮(あなど)っていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると県境(けんざかい)の河を渡ってくる葬式があった。数名の男が柩(ひつぎ)をかつぎ弔(とむら)い幡(ばた)を持って、彼の側をすれちがった。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
椎柴に 幡(ハタ)とりつけて、誰(タ)が世にか 北の御門(ミカド)と いはひ初(ソ)めけむ——北御門の末歌