“八卦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はっけ75.7%
はつけ16.2%
2.7%
はっか2.7%
はッけ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青州の野についてみると、賊数万の軍は、すべて黄の旗と、八卦はっけの文をしるしとしたはんをかざして、その勢い、天日をもあなどっていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天體の量と、地底の水ぐらゐな時差と無縁を感じるのだが、ぼくの見てゐる間にも二、三の人影が、もうその「周易」の灯に佇み、何か、心の岐路を、八卦はつけにたづねてゐる。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
「その五人の様子を、くわしく話して見るが宜い。神田で八卦を置いて、高輪の犯人ほしを言い当てるのも、洒落しゃれているだろう」
第二種(陰陽編)河図かと洛書らくしょ、陰陽、八卦はっか、五行、生剋せいこく、十干、十二支、二十八宿
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ハアそこの所は少し下手糞だ、しかし当るも八卦はッけ当らぬも八卦、そう身の上も何もかも当りはしまいが、強情を