“無辺際空”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むへんさいくう50.0%
むへんざいくう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるい傾斜を保ちながら、無辺際空むへんさいくうに東南の地底へ走っている。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
六人の漁夫たちは、博士が日誌を書きおえると、待ちかねたように背嚢を背に負い博士を先頭にして、飛ぶような歩調で、また無辺際空むへんざいくうの暗斜道を走りおりはじめた。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)