“珍事”の読み方と例文
読み方割合
ちんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大喝一声(だいかついっせい)、金博士は相手の頤(あご)をぐわーンと一撃やっつけた。とたんにあたりは大洪水(だいこうずい)となったという暁の珍事(ちんじ)であった。
その年閏(うるう)五月五日、咸臨丸(かんりんまる)は無事(ぶじ)に帰朝(きちょう)し、艦(かん)の浦賀(うらが)に達(たっ)するや、予が家の老僕(ろうぼく)迎(むかい)に来(きた)りし時、先生老僕(ろうぼく)に向い、吾輩(わがはい)留守中(るすちゅう)江戸において何か珍事(ちんじ)はなきやと。
なにしろ会場における不満連(ふまんれん)の総大将兼(けん)黒幕(くろまく)としてはルーズヴェルト氏自(みずか)ら采配(さいはい)を取っているという始末(しまつ)であるから、我々の考えでは珍事(ちんじ)なしには終らぬと気遣(きづか)ったのも
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)