“ちんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
椿事90.3%
珍事8.7%
枕侍1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、車が九段に近い淋しい濠端を走っていた時、われわれの姿なき眼は、前方の車上に、実に恐ろしい椿事を目撃したのである。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その年五月五日、咸臨丸無事帰朝し、浦賀するや、予が家の老僕りし時、先生老僕に向い、吾輩留守中江戸において何か珍事はなきやと。
夜のお伽も交代で、とくに廉子ばかりを召すとか、権大納言ノ局だけを多く枕侍させるというようなことはない。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)