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濠端
ふりがな文庫
“濠端”の読み方と例文
読み方
割合
ほりばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほりばた
(逆引き)
それから
人力
(
じんりき
)
にゆられて夜ふけの
日比谷御門
(
ひびやごもん
)
をぬけ、暗いさびしい寒い練兵場わきの
濠端
(
ほりばた
)
を抜けて
中六番町
(
なかろくばんちょう
)
の住み家へ帰って行った。
銀座アルプス
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
靄
(
もや
)
に包まれた柳並木の
濠端
(
ほりばた
)
に沿うて、ヘッド・ライトの明るい触角を立てながら、日比谷から桜田門、三宅坂の方へと上って行った。
指と指環
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
やがて、車が
九段
(
くだん
)
に近い淋しい
濠端
(
ほりばた
)
を走っていた時、われわれの姿なき眼は、前方の車上に、実に恐ろしい
椿事
(
ちんじ
)
を目撃したのである。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
濠端(ほりばた)の例文をもっと
(66作品)
見る
濠
漢検準1級
部首:⽔
17画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
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