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椿事
ふりがな文庫
“椿事”の読み方と例文
読み方
割合
ちんじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんじ
(逆引き)
文化四年の大
椿事
(
ちんじ
)
におびえていた人々は又かとおどろいて騒ぎはじめた。加賀屋ではお元の夫の才次郎も母のお秀も眼の色を変えた。
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やがて、車が
九段
(
くだん
)
に近い淋しい
濠端
(
ほりばた
)
を走っていた時、われわれの姿なき眼は、前方の車上に、実に恐ろしい
椿事
(
ちんじ
)
を目撃したのである。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
『ほう、今の悲鳴は、吉良どのか。
甲冑
(
かっちゅう
)
の血まみれは武士の
誉
(
ほまれ
)
とこそ思ったが、素袍の血まみれは珍らしい。——いや古今の
椿事
(
ちんじ
)
』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
椿事(ちんじ)の例文をもっと
(95作品)
見る
“椿事”の意味
《名詞》
椿 事(ちんじ, 「珍事」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
思いがけない出来事。
(出典:Wiktionary)
椿
漢検準1級
部首:⽊
13画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
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“椿事”のふりがなが多い著者
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谷譲次
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アーサー・コナン・ドイル
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海野十三