“咸臨丸”の読み方と例文
読み方割合
かんりんまる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついで陸から祝砲を打つとうことになって、彼方あちらから打てば咸臨丸かんりんまるから応砲せねばならぬと、この事について一奇談がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
サンフランシスコについた条約じょうやくとりかわしの使節しせつたちが、ワシントンへいくのとはんたいに、諭吉ゆきちたち咸臨丸かんりんまるの一こうは、日本にっぽんへひきかえすことになり
予はかつて長崎に在りし時、幕府の軍艦にて咸臨丸かんりんまるは長崎滞泊中は該艦に乗組の医官無くして、予は臨時傭として病者及び衛生上に関する事を取りたる事あり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)