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甞
ふりがな文庫
“甞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
73.5%
かつ
19.4%
かつて
3.1%
か
3.1%
なめ
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
だから「
昨日
(
きのう
)
のだ」「
新来
(
しんき
)
だ」と騒ぐうちには、自分が彼らと同様の苦痛を
甞
(
な
)
めなければならないほど堕落したのを快く感ずると共に
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
甞(な)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かつ
(逆引き)
せしとて甚だ通なり
甞
(
かつ
)
て
出立
(
しゆつたつ
)
の時に曰く木曾海道美人に乏し和田峠西もちや村の餅屋に一人また
洗馬
(
せば
)
に一人あり洗馬のは
予
(
われ
)
未だ其比を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
甞(かつ)の例文をもっと
(19作品)
見る
かつて
(逆引き)
しかるに我国
甞
(
かつて
)
火浣布
(
くわくわんふ
)
を
作
(
つく
)
るの
石
(
いし
)
を
産
(
さん
)
す、その
在
(
あ
)
る所は、○
金城
(
きんじやう
)
山○
巻機
(
まきはた
)
山○
苗場
(
なへば
)
山○
八海山
(
はつかいさん
)
その外にもあり。その石
軟弱
(
やはらかに
)
して
爪
(
つめ
)
をもつても
犯
(
おか
)
すべきほどの
軟
(
やはら
)
なる石なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
甞(かつて)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
か
(逆引き)
それ程その女は私の心を
惹
(
ひ
)
いたのだ。彼女は青白い顔をしていたが、あんなに好もしい青白さを私は
甞
(
か
)
つて見たことがなかった。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
甞(か)の例文をもっと
(3作品)
見る
なめ
(逆引き)
よしや此恋
諏訪
(
すわ
)
の
湖
(
うみ
)
の氷より堅くとも春風のぼや/\と説きやわらげ、凝りたる
思
(
おもい
)
を水に流さし、後々の故障なき様にせではと田原は
笑顔
(
えがお
)
あやしく作り
上唇
(
うわくちびる
)
屡
(
しば
)
甞
(
なめ
)
ながら、それは一々至極の御道理
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
甞(なめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
甞
部首:⽢
13画
“甞”を含む語句
新甞
臥薪甞胆
大甞会
大甞
孟甞君
新甞会
新甞屋
未甞
皆未甞出於吾道之外
相甞
神甞
神甞祭
總甞
“甞”のふりがなが多い著者
夏目漱石
ギ・ド・モーパッサン
大倉燁子
清水紫琴
内田魯庵
二葉亭四迷
柳宗悦
甲賀三郎
佐々木邦
新渡戸稲造