“金城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんじやう50.0%
きんじょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに我国甞(かつて)火浣布(くわくわんふ)を作(つく)るの石(いし)を産(さん)す、その在(あ)る所は、○金城(きんじやう)山○巻機(まきはた)山○苗場(なへば)山○八海山(はつかいさん)その外にもあり。その石軟弱(やはらかに)して爪(つめ)をもつても犯(おか)すべきほどの軟(やはら)なる石なり。
これより旬日(じゆんじつ)の前(まへ)までは、前田(まへだ)加賀守(かがのかみ)治脩公(ちしうこう)、毎朝(まいてう)缺(かゝ)すことなく旭(あさひ)を禮拜(らいはい)なし給(たま)ふに、唯(たゞ)見(み)る寂寞(せきばく)たる墓(はか)の下(した)に、金城(きんじやう)の蒼生(たみ)皆(みな)眠(ねむ)りて、彌望(びばう)、極顧(きよくこ)、活色(くわつしよく)なく、眼(め)の下(した)近(ちか)き鍛冶屋(かぢや)にて
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
制海権を握られたる海の上の戦争も確かに怖いけれども、ヒマラヤ山のごとき世界の金城(きんじょう)鉄壁(てっぺき)を楯(たて)に取って上から下に臨む戦争も、恐ろしいものであると信ずるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
金城(きんじょう)大坂の大規模な築城企画は、すでにその景観のあらましを竣工(しゅんこう)し終っていて、夜ともなれば、八層(はっそう)の天守閣(てんしゅかく)、五重の城楼(じょうろう)、本丸、二の丸、三の丸にわたる無数の狭間(はざま)狭間から、あかるい灯が
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)