“活色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かついろ50.0%
くわつしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故に一頃流行つた小豆色、活色(かついろ)の羽織は、動物園の中の暗い水族館の金魚を思ひ出させたのである。江戸が澁い趣味を東京に殘したのも故ある事だ。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
これより旬日(じゆんじつ)の前(まへ)までは、前田(まへだ)加賀守(かがのかみ)治脩公(ちしうこう)、毎朝(まいてう)缺(かゝ)すことなく旭(あさひ)を禮拜(らいはい)なし給(たま)ふに、唯(たゞ)見(み)る寂寞(せきばく)たる墓(はか)の下(した)に、金城(きんじやう)の蒼生(たみ)皆(みな)眠(ねむ)りて、彌望(びばう)、極顧(きよくこ)、活色(くわつしよく)なく、眼(め)の下(した)近(ちか)き鍛冶屋(かぢや)にて
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)