“旬日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅんじつ60.0%
じゆんじつ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、背後より迫ってきた部隊に退路を要撃されることによって、その逃亡は絶望となった。既に十二月に入って旬日(じゅんじつ)が過ぎていたのである。
霧の蕃社 (新字新仮名) / 中村地平(著)
今まさに旬日(じゅんじつ)の後に選挙が行われて、今全国は選挙の競争が盛んに起っておる時でありますのであります。
憲政に於ける輿論の勢力 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
すると、それが旬日(じゆんじつ)ならずして、小説になる。自分が小説を書くのも、同じ事さ。唯、技巧が、多くの場合、全然僕の気に入らないがね、それは、まあ仕方がないさ。
創作 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
これより旬日(じゆんじつ)の前(まへ)までは、前田(まへだ)加賀守(かがのかみ)治脩公(ちしうこう)、毎朝(まいてう)缺(かゝ)すことなく旭(あさひ)を禮拜(らいはい)なし給(たま)ふに、唯(たゞ)見(み)る寂寞(せきばく)たる墓(はか)の下(した)に、金城(きんじやう)の蒼生(たみ)皆(みな)眠(ねむ)りて、彌望(びばう)、極顧(きよくこ)、活色(くわつしよく)なく、眼(め)の下(した)近(ちか)き鍛冶屋(かぢや)にて
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)