“毎朝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいあさ78.4%
まいちょう9.8%
まいてう7.8%
あさにけ2.0%
いつも2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎朝まいあさ、このまどのところへ、べにすずめがきます。あれにことづけしてもらえば、おかあさんは、だれかきっとわたしむかえによこしてくれます。
春近き日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
寺の僧侶が毎朝まいちょう早起そうききょうしょうし粗衣粗食して寒暑の苦しみをもはばからざれば、その事は直ちに世の利害に関係せざるも、本人の精神は
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これから毎朝まいてう鱷ののどへ曲つた金属のくだを插してその中からコオフイイや茶やスウプや柔かにしたパンを入れてくれると云ふ事になつた。
百枝もゝえ刺し生ふる橘、玉に五月さつきを近み、あへぬがに花さきにけり、毎朝あさにけに出で見る毎に、気緒いきのをに吾がふ妹に、まそかゞみ清き月夜に、たゞ一目見せむまでには
浮標 (新字旧仮名) / 三好十郎(著)
新座敷の方の庭から、丁字形に入込んでいる中庭に臨んだ主人の寝室ねまを、お島はある朝、毎朝いつもするように掃除していた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)