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『春近き日』
ふりがな文庫
『
春近き日
(
はるちかきひ
)
』
お母さんが、去年の暮れに、町から買ってきてくださったお人形は、さびしい冬の間、少女といっしょに、仲よく遊びました。 それを、どうしたことか、このごろになって、お人形は、しくしくと泣いて、お嬢さんに願ったのであります。 「どうか、私をお母さん …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供之友」1926(大正15)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
言
(
こと
)
止
(
と
)
少女
(
しょうじょ
)
明日
(
あした
)
光
(
ひか
)
抱
(
だ
)
話
(
はな
)
去年
(
きょねん
)
間
(
あいだ
)
買
(
か
)
遊
(
あそ
)
見上
(
みあ
)
聞
(
き
)
翌朝
(
よくあさ
)
美
(
うつく
)
答
(
こた
)
窓
(
まど
)
私
(
わたし
)
真
(
ま
)
迎
(
むか
)
泣
(
な
)
遠
(
とお
)
野原
(
のはら
)
雪
(
ゆき
)
頼
(
たの
)
願
(
ねが
)
馬
(
うま
)
馬車
(
ばしゃ
)
駆
(
か
)
鳴
(
な
)
黒
(
くろ
)
悲
(
かな
)
人形
(
にんぎょう
)
仲
(
なか
)
冬
(
ふゆ
)
別
(
わか
)
前
(
まえ
)
喜
(
よろこ
)
嬢
(
じょう
)
山々
(
やまやま
)
帰
(
かえ
)
引
(
ひ
)
思
(
おも
)
目
(
め
)
春
(
はる
)
晩
(
ばん
)
晩方
(
ばんがた
)
暮
(
く
)
月夜
(
つきよ
)
村
(
むら
)
母
(
かあ
)
毎朝
(
まいあさ
)
乗
(
の
)
申
(
もう
)
町
(
まち
)