“吭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のど79.2%
のんど12.5%
くび4.2%
のどぶえ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その刹那に運命が今一度不遠慮に我々を愚弄した。鱷はをふくらませて、又曖気をした。想ふに、餌が少々大き過ぎたと見える。
さては効無して、益す休まず狂呼すれば、彼のは終に破れて、汨然として一涌鮮紅嘔出せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
刑吏は曾を捕えて厳しく訊問した後に、とうとう極刑を以て、処分することになった。それは手足を切りおとし、次にを斬って死刑に処するのであった。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
右の手はアリスチドのを掴んでゐる。周囲の人がなか/\その手を吭から放すことが出来なかつた。
センツアマニ (新字旧仮名) / マクシム・ゴーリキー(著)