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毎朝
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まいあさ
ふりがな文庫
“
毎朝
(
まいあさ
)” の例文
毎朝
(
まいあさ
)
、この
窓
(
まど
)
のところへ、べにすずめがきます。あれに
言
(
こと
)
づけしてもらえば、お
母
(
かあ
)
さんは、だれかきっと
私
(
わたし
)
を
迎
(
むか
)
えによこしてくれます。
春近き日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それからは
金太郎
(
きんたろう
)
は、
毎朝
(
まいあさ
)
おかあさんにたくさんおむすびをこしらえて
頂
(
いただ
)
いて、
森
(
もり
)
の中へ
出
(
で
)
かけて行きました。
金太郎
(
きんたろう
)
が
口笛
(
くちぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
いて
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
毎朝
(
まいあさ
)
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
く
方面
(
はうめん
)
が
異
(
ことな
)
つて
居
(
ゐ
)
るにも
拘
(
かゝは
)
らず、
同時
(
どうじ
)
に
立
(
た
)
つて
行
(
ゆ
)
くのを
見
(
み
)
なければ
心
(
こゝろ
)
が
濟
(
す
)
まないのであつた。
毎朝
(
まいあさ
)
さうするので
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
此
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
で
顏
(
かほ
)
を
洗
(
あら
)
ふ、一
杯
(
ぱい
)
頭
(
あたま
)
から
浴
(
あ
)
びようとしたけれども、あんな
蟹
(
かに
)
は、
夜中
(
よなか
)
に
何
(
なに
)
をするか
分
(
わか
)
らぬと
思
(
おも
)
つてやめた。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
次
(
つぎ
)
の
週間
(
しうかん
)
には、
小六
(
ころく
)
も
來
(
こ
)
ず、
佐伯
(
さへき
)
からの
音信
(
たより
)
もなく、
宗助
(
そうすけ
)
の
家庭
(
かてい
)
は
又
(
また
)
平日
(
へいじつ
)
の
無事
(
ぶじ
)
に
歸
(
かへ
)
つた。
夫婦
(
ふうふ
)
は
毎朝
(
まいあさ
)
露
(
つゆ
)
の
光
(
ひか
)
る
頃
(
ころ
)
起
(
お
)
きて、
美
(
うつく
)
しい
日
(
ひ
)
を
廂
(
ひさし
)
の
上
(
うへ
)
に
見
(
み
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
こんないい
景色
(
けしき
)
ァ、
毎朝
(
まいあさ
)
見
(
み
)
られる
図
(
ず
)
じゃァねえッて。——ごらんなせえやし。お
前
(
まえ
)
さんの
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えたら、つぼんでいた
花
(
はな
)
が、あの
通
(
とお
)
り一
遍
(
ぺん
)
に
咲
(
さ
)
きやしたぜ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
といってことわられ、
毎朝
(
まいあさ
)
のように、むだ
足
(
あし
)
をふみつづけました。それでも、
諭吉
(
ゆきち
)
は、こんきよくかよいました。
森山先生
(
もりやませんせい
)
はこれをみて、きのどくにおもい
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
と
云
(
い
)
ふのは、お
糸
(
いと
)
が
長唄
(
ながうた
)
の
稽古
(
けいこ
)
帰りに
毎朝
(
まいあさ
)
用もないのに
屹度
(
きつと
)
立寄
(
たちよ
)
つて見る、
其
(
そ
)
れをば
長吉
(
ちやうきち
)
は必ず待つてゐる
様子
(
やうす
)
で
其
(
そ
)
の時間
頃
(
ごろ
)
には
一足
(
ひとあし
)
だつて窓の
傍
(
そば
)
を去らない。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
黒
(
くろ
)
い
枯枝
(
かれえだ
)
や
黒
(
くろ
)
い
木
(
き
)
の
見
(
み
)
えるお
家
(
うち
)
の
裏
(
うら
)
の
桑畠
(
くはばたけ
)
の
側
(
わき
)
で、
毎朝
(
まいあさ
)
爺
(
ぢい
)
やはそこいらから
集
(
あつ
)
めて
來
(
き
)
た
落葉
(
おちば
)
を
焚
(
た
)
きました。
朝
(
あさ
)
の
焚火
(
たきび
)
は、
寒
(
さむ
)
い
冬
(
ふゆ
)
の
來
(
く
)
るのを
樂
(
たの
)
しく
思
(
おも
)
はせました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
猶且
(
やはり
)
毎朝
(
まいあさ
)
のやうに
此
(
こ
)
の
朝
(
あさ
)
も
氣
(
き
)
が
引立
(
ひきた
)
たず、
沈
(
しづ
)
んだ
調子
(
てうし
)
で
或
(
あ
)
る
横町
(
よこちやう
)
に
差掛
(
さしかゝ
)
ると、
折
(
をり
)
から
向
(
むかふ
)
より
二人
(
ふたり
)
の
囚人
(
しうじん
)
と四
人
(
にん
)
の
銃
(
じゆう
)
を
負
(
お
)
ふて
附添
(
つきそ
)
ふて
來
(
く
)
る
兵卒
(
へいそつ
)
とに、ぱつたりと
出會
(
でつくわ
)
す。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
母親
(
おふくろ
)
も
父親
(
おやぢ
)
も
乞食
(
こじき
)
かも
知
(
し
)
れない、
表
(
おもて
)
を
通
(
とほ
)
る
襤褸
(
ぼろ
)
を
下
(
さ
)
げた
奴
(
やつ
)
が
矢張
(
やつぱり
)
己
(
お
)
れが
親類
(
しんるゐ
)
まきで
毎朝
(
まいあさ
)
きまつて
貰
(
もら
)
ひに
來
(
く
)
る
跛
(
びつこ
)
隻眼
(
めつかち
)
のあの
婆
(
ばゝ
)
あ
何
(
なに
)
かゞ
己
(
お
)
れの
爲
(
ため
)
の
何
(
なん
)
に
當
(
あた
)
るか
知
(
し
)
れはしない
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
新聞配達をした上に、何とかいうタチのわるい法律事務所にかよって三百代言の代りをつとめていたし、保谷仁太郎は街の艶歌師の中でも、もう相当な顔役になっていた。
学校騒動
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
幾十年と無く
毎朝
(
まいあさ
)
焚
(
た
)
き
籠
(
こ
)
めた五
種香
(
しゆかう
)
の
匂
(
にほひ
)
がむつと顔を撲つ。阿母さんが折々一時間も
此処
(
こヽ
)
に閉ぢ
籠
(
こも
)
つて出て来ぬ事がある丈に、
家中
(
うちヾう
)
で
此
(
この
)
内陣計りは
温
(
あたヽ
)
かい
様
(
やう
)
ななつかしい様な処だ。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
要吉の
仕事
(
しごと
)
の第一は、
毎朝
(
まいあさ
)
、まっさきに
起
(
お
)
きて、
表
(
おもて
)
の重たい
雨戸
(
あまど
)
をくりあけると、年上の
番頭
(
ばんとう
)
さんを
手伝
(
てつだ
)
って、店さきへもちだしたえんだいの上に、いろんなくだものを、きれいに
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
『
毎朝
(
まいあさ
)
拜
(
をが
)
んで
居
(
を
)
ります。』
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
彼
(
かれ
)
は、
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
お
)
きたときと、
夜
(
よる
)
ねむるときには、かならずふるさとの
方
(
ほう
)
をむいて、
頭
(
あたま
)
を
下
(
さ
)
げ、あのさびしい
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
の
社
(
やしろ
)
をおがんだのです。
きつねをおがんだ人たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おつぎは
暇
(
ひま
)
を
偸
(
ぬす
)
んでは一
生懸命
(
しやうけんめい
)
で
針
(
はり
)
を
執
(
と
)
つた。
卯平
(
うへい
)
がのつそりとして
箸
(
はし
)
を
持
(
も
)
つのは
毎朝
(
まいあさ
)
こせ/\と
忙
(
いそが
)
しい
勘次
(
かんじ
)
が
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
はい
)
て
出
(
で
)
ようとする
時
(
とき
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
夏
(
なつ
)
になるとコスモスを
一面
(
いちめん
)
に
茂
(
しげ
)
らして、
夫婦
(
ふうふ
)
とも
毎朝
(
まいあさ
)
露
(
つゆ
)
の
深
(
ふか
)
い
景色
(
けしき
)
を
喜
(
よろこ
)
んだ
事
(
こと
)
もあるし、
又
(
また
)
塀
(
へい
)
の
下
(
した
)
へ
細
(
ほそ
)
い
竹
(
たけ
)
を
立
(
た
)
てゝ、それへ
朝顏
(
あさがほ
)
を
絡
(
から
)
ませた
事
(
こと
)
もある。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やはり
毎朝
(
まいあさ
)
のようにこの
朝
(
あさ
)
も
気
(
き
)
が
引立
(
ひきた
)
たず、
沈
(
しず
)
んだ
調子
(
ちょうし
)
で
或
(
あ
)
る
横町
(
よこちょう
)
に
差掛
(
さしかか
)
ると、
折
(
おり
)
から
向
(
むこう
)
より
二人
(
ふたり
)
の
囚人
(
しゅうじん
)
と四
人
(
にん
)
の
銃
(
じゅう
)
を
負
(
お
)
うて
附添
(
つきそ
)
うて
来
(
く
)
る
兵卒
(
へいそつ
)
とに、ぱったりと
出会
(
でっくわ
)
す。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
父
(
とう
)
さんの
田舍
(
ゐなか
)
では
寒
(
さむ
)
くなると
毎朝
(
まいあさ
)
芋焼餅
(
いもやきもち
)
といふものを
燒
(
や
)
いて、
朝
(
あさ
)
だけ
御飯
(
ごはん
)
のかはりに
食
(
た
)
べました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
毎朝
(
まいあさ
)
、ゆけと
注意
(
ちゅうい
)
されなくても、
自分
(
じぶん
)
で
気
(
き
)
をつけるものですよ。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、おっしゃったきり、なんともいわれませんでした。
気にいらない鉛筆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は
座敷
(
ざしき
)
の
内
(
うち
)
も
掃除
(
さうぢ
)
をして
毎朝
(
まいあさ
)
蒲團
(
ふとん
)
を
整然
(
ちやん
)
と
始末
(
しまつ
)
する
樣
(
やう
)
に
寡言
(
むくち
)
な
口
(
くち
)
からおつぎに
吩咐
(
いひつ
)
けた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かゞ
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
ふ
場合
(
ばあひ
)
には、
彼
(
かれ
)
が
先
(
ま
)
づ
寐臺
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
つて、
取
(
と
)
つて
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はや
)
うと
云
(
い
)
ひ、
晩
(
ばん
)
には
又
(
また
)
お
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
近頃
(
ちかごろ
)
御米
(
およね
)
は
時々
(
とき/″\
)
夜明前
(
よあけまへ
)
の
車
(
くるま
)
の
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
いて
驚
(
おど
)
ろかされる
事
(
こと
)
があつた。さうして
夫
(
それ
)
を
思
(
おも
)
ひ
合
(
あ
)
はせると、
何時
(
いつ
)
も
似寄
(
によ
)
つた
刻限
(
こくげん
)
なので、
必竟
(
ひつきやう
)
は
毎朝
(
まいあさ
)
同
(
おな
)
じ
車
(
くるま
)
が
同
(
おな
)
じ
所
(
ところ
)
を
通
(
とほ
)
るのだらうと
推測
(
すゐそく
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは、
魚
(
さかな
)
の
骨
(
ほね
)
や、ご
飯
(
はん
)
の
残
(
のこ
)
りなどを、
毎朝
(
まいあさ
)
集
(
あつ
)
めに
車
(
くるま
)
を
引
(
ひ
)
いてくる、それなのです。なんの
気
(
き
)
なしに
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
くと、その
男
(
おとこ
)
が、
小泉
(
こいずみ
)
くんなのです。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
同室
(
どうしつ
)
で
誰
(
だれ
)
かが
釦鈕
(
ぼたん
)
を
落
(
おと
)
したとか
匙
(
さじ
)
を
落
(
おと
)
したとか
云
(
い
)
う
場合
(
ばあい
)
には、
彼
(
かれ
)
がまず
寝台
(
ねだい
)
から
起
(
おき
)
上
(
あが
)
って、
取
(
と
)
って
遣
(
や
)
る。
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
おき
)
ると
同室
(
どうしつ
)
の
者等
(
ものら
)
にお
早
(
はよ
)
うと
云
(
い
)
い、
晩
(
ばん
)
にはまたお
休息
(
やすみ
)
なさいと
挨拶
(
あいさつ
)
もする。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「えゝ、
毎朝
(
まいあさ
)
読
(
よ
)
んでます」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
おじいさんは、
朝
(
あさ
)
起
(
お
)
きると、
火鉢
(
ひばち
)
に
当
(
あ
)
たりながら、もうそのころ
配達
(
はいたつ
)
されている
新聞
(
しんぶん
)
をごらんになっています。これは、
毎朝
(
まいあさ
)
のことでありました。
小さなねじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜなら、
毎朝
(
まいあさ
)
、また
毎晩
(
まいばん
)
、あちらの
村
(
むら
)
から、
規律
(
きりつ
)
正
(
ただ
)
しく
打
(
う
)
つ、
時
(
とき
)
の
鐘
(
かね
)
が、ほがらかにきこえてきたからであります。
娘と大きな鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
家
(
いえ
)
のおじいさんが
口
(
くち
)
やかましいので、
毎朝
(
まいあさ
)
、
女中
(
じょちゅう
)
さんは、つめたいのをがまんして、
門
(
もん
)
をふいたり、
石畳
(
いしだたみ
)
をゴシゴシとたわしで、みがくのでありました。
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かいこをかってから、
正
(
しょう
)
ちゃんは、
毎朝
(
まいあさ
)
お
母
(
かあ
)
さんにおこされなくてもひとりでおきて、じてん
車
(
しゃ
)
にのって、
野村
(
のむら
)
くんのところまでくわの
葉
(
は
)
をもらいにいきました。
正ちゃんとおかいこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
、
洗
(
あら
)
い
清
(
きよ
)
められる
玄関
(
げんかん
)
の
外
(
そと
)
のアスファルトの
上
(
うえ
)
に、
二人
(
ふたり
)
はしゃがみながら、たがいにおはじきを
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せ
合
(
あ
)
ったり、
取
(
と
)
りっこをしたりして、
遊
(
あそ
)
んでいました。
友だちどうし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すみれは、
毎朝
(
まいあさ
)
、
太陽
(
たいよう
)
が
上
(
のぼ
)
るころから、
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
れるころまで、そのいい
小鳥
(
ことり
)
のなき
声
(
ごえ
)
をききました。
いろいろな花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これから、
毎朝
(
まいあさ
)
道
(
みち
)
であっても、
炭屋
(
すみや
)
の
小僧
(
こぞう
)
さんに
頭
(
あたま
)
が
上
(
あ
)
がらないと
思
(
おも
)
うと、
残念
(
ざんねん
)
でたまりません。
日の当たる門
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
垣根
(
かきね
)
の
際
(
きわ
)
は、
長
(
なが
)
い
冬
(
ふゆ
)
の
間
(
あいだ
)
は、ほとんど
毎朝
(
まいあさ
)
のように
霜柱
(
しもばしら
)
が
立
(
た
)
って、そこの
地
(
ち
)
は
凍
(
こお
)
っていました。
小さな草と太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
、五
時
(
じ
)
に
汽笛
(
きてき
)
が
鳴
(
な
)
るのですが、いつもこの二つは
前後
(
ぜんご
)
して、
同
(
おな
)
じ
時刻
(
じこく
)
に
鳴
(
な
)
るのでした。
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
坊
(
ぼう
)
さまは、もう、
毎朝
(
まいあさ
)
、お
堂
(
どう
)
へ
出
(
で
)
て、お
経
(
きょう
)
を
上
(
あ
)
げるのがやっとのくらいでありました。
娘と大きな鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そういった
子供
(
こども
)
は、からすは、
毎朝
(
まいあさ
)
早
(
はや
)
く、まだ
暗
(
くら
)
いうちから、
山
(
やま
)
を
出
(
で
)
て、
遠
(
とお
)
い
里
(
さと
)
へいき、また
晩方
(
ばんがた
)
になると、いく
組
(
くみ
)
も
列
(
れつ
)
をなして、
頭
(
あたま
)
の
上
(
うえ
)
を
鳴
(
な
)
きながら、
山
(
やま
)
へ
帰
(
かえ
)
るのを
見
(
み
)
たからです。
高い木とからす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
西
(
にし
)
の
山
(
やま
)
から、
毎朝
(
まいあさ
)
早
(
はや
)
く、からすの
群
(
む
)
れが、
村
(
むら
)
の
上空
(
じょうくう
)
を
飛
(
と
)
んで、
東
(
ひがし
)
の
方
(
ほう
)
へいきました。
からす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ほかの
人
(
ひと
)
が、おまえをばかにしても、わたしだけはかわいがってあげるわ。ほんとうに、おまえばかりは、
毎朝
(
まいあさ
)
、わたしといっしょに
起
(
お
)
きて、いっしょに、よく
働
(
はたら
)
いてくれるのだもの。
人間と湯沸かし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かくして、
毎朝
(
まいあさ
)
、
星
(
ほし
)
は
夜
(
よる
)
の
間
(
あいだ
)
に
見
(
み
)
た
不思議
(
ふしぎ
)
なことを
鶏
(
にわとり
)
に
知
(
し
)
らせ、また
鶏
(
にわとり
)
は、
村
(
むら
)
の
中
(
なか
)
のできごとを
星
(
ほし
)
に
知
(
し
)
らせて、たがいに
春
(
はる
)
から
秋
(
あき
)
になるまで、
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、
仲
(
なか
)
のいい
友
(
とも
)
だちであったのです。
ものぐさなきつね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
、
父
(
ちち
)
は、この
時計
(
とけい
)
を
見
(
み
)
て
出勤
(
しゅっきん
)
したし、また
母
(
はは
)
は、この
時計
(
とけい
)
を
見
(
み
)
て、
夕飯
(
ゆうはん
)
のしたくをしたのでした。そして、
時計
(
とけい
)
は、
休
(
やす
)
みなく、くるいなく、
忠実
(
ちゅうじつ
)
に、そのつとめをはたしたのです。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
明日
(
あす
)
、ラジオ
体操
(
たいそう
)
にゆくと、
和尚
(
おしょう
)
さまにしかられるかもしれない。」と、
常
(
つね
)
ちゃんがいいました。
村
(
むら
)
では、
毎朝
(
まいあさ
)
みんなが
寺
(
てら
)
の
境内
(
けいだい
)
に
集
(
あつ
)
まって、ラジオ
体操
(
たいそう
)
をすることになっていました。
真坊と和尚さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
白
(
しろ
)
いのや、
黒
(
くろ
)
いのや、なかには、
毛色
(
けいろ
)
の
変
(
か
)
わった
珍
(
めずら
)
しいのやらがおって、それを
大事
(
だいじ
)
にして、
我
(
わ
)
が
子
(
こ
)
のように、めんどうを
見
(
み
)
てやっていましたが、
隣
(
となり
)
のおじいさんが、
毎朝
(
まいあさ
)
、
大
(
おお
)
きなせきをして
うさぎと二人のおじいさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鶏
(
にわとり
)
は、
毎朝
(
まいあさ
)
小舎
(
こや
)
の
屋根
(
やね
)
に
飛
(
と
)
び
上
(
あ
)
がって、いい
声
(
こえ
)
で、ときをつくりました。
こいのぼりと鶏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
目
(
め
)
で
見
(
み
)
た、一つの
例
(
れい
)
をとれば、ここに
毎朝
(
まいあさ
)
出勤
(
しゅっきん
)
する
紳士
(
しんし
)
があります。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
子供
(
こども
)
は、
毎朝
(
まいあさ
)
起
(
お
)
きると、すぐに
花
(
はな
)
のところへやってきました。
花と人の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毎朝
(
まいあさ
)
きまって、二
羽
(
わ
)
のうぐいすが
庭
(
にわ
)
へやってきました。
子うぐいすと母うぐいす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
、
毎朝
(
まいあさ
)
、
自転車
(
じてんしゃ
)
にのって、もらいにいこうかな。」
芽は伸びる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“毎朝”の意味
《形容動詞》
毎朝(まいあさ)
毎日の各々の朝。
(出典:Wiktionary)
毎
常用漢字
小2
部首:⽏
6画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
“毎朝”で始まる語句
毎朝々々
毎朝辰刻