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雨戸
ふりがな文庫
“雨戸”の読み方と例文
読み方
割合
あまど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまど
(逆引き)
今
(
いま
)
まで
流
(
なが
)
し
元
(
もと
)
で
頻
(
しき
)
りに
鳴
(
な
)
いていた
虫
(
むし
)
の
音
(
ね
)
が、
絶
(
た
)
えがちに
細
(
ほそ
)
ったのは、
雨戸
(
あまど
)
から
差
(
さ
)
す
陽
(
ひ
)
の
光
(
ひか
)
りに、おのずと
怯
(
おび
)
えてしまったに
相違
(
そうい
)
ない。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
自分
(
じぶん
)
の
蒲團
(
ふとん
)
の
側
(
そば
)
まで
射
(
さ
)
し
込
(
こ
)
む
日
(
ひ
)
に
誘
(
さそ
)
ひ
出
(
だ
)
されたやうに、
雨戸
(
あまど
)
の
閾際
(
しきゐぎは
)
まで
出
(
で
)
て
與吉
(
よきち
)
を
抱
(
だ
)
いては
倒
(
たふ
)
して
見
(
み
)
たり、
擽
(
くすぐ
)
つて
見
(
み
)
たりして
騷
(
さわ
)
がした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
門野
(
かどの
)
が
寐惚
(
ねぼ
)
け
眼
(
まなこ
)
を
擦
(
こす
)
りながら、
雨戸
(
あまど
)
を
開
(
あ
)
けに
出
(
で
)
た時、代助ははつとして、此
仮睡
(
うたゝね
)
から
覚
(
さ
)
めた。世界の半面はもう赤い
日
(
ひ
)
に
洗
(
あら
)
はれてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨戸(あまど)の例文をもっと
(59作品)
見る
“雨戸”の解説
雨戸(あまど)は、防風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置する建具。日本の住宅において用いられるもので、建築史上は16世紀後半からみられるようになったとされる。なお、欧米の住宅では同様の機能でスチールシャッターを用いるものや二重や三重のガラス戸とするものがある。
(出典:Wikipedia)
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
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