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虫
ふりがな文庫
“虫”のいろいろな読み方と例文
旧字:
蟲
読み方
割合
むし
99.2%
ちゅう
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むし
(逆引き)
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
は、ほのかに
足
(
あし
)
もとをあたためて、
草
(
くさ
)
のうちには、まだ
生
(
い
)
き
残
(
のこ
)
った
虫
(
むし
)
が、
細
(
ほそ
)
い
声
(
こえ
)
で、しかし、
朗
(
ほが
)
らかに
歌
(
うた
)
をうたっていました。
丘の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今
(
いま
)
まで
流
(
なが
)
し
元
(
もと
)
で
頻
(
しき
)
りに
鳴
(
な
)
いていた
虫
(
むし
)
の
音
(
ね
)
が、
絶
(
た
)
えがちに
細
(
ほそ
)
ったのは、
雨戸
(
あまど
)
から
差
(
さ
)
す
陽
(
ひ
)
の
光
(
ひか
)
りに、おのずと
怯
(
おび
)
えてしまったに
相違
(
そうい
)
ない。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
虫(むし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ちゅう
(逆引き)
生まれてからまだ
二十日
(
はつか
)
ばかりの子山羊を、昼間
川上
(
かわかみ
)
へつれていって、こん
虫
(
ちゅう
)
を追っかけているうち、つい忘れてきてしまったのだ。しまった。
川
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
虫(ちゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“虫”の解説
虫(蟲、むし)の意味は次の通りである。
(本草学)人類・獣類・鳥類・魚類以外の小動物の総称。昆虫、秋に鳴く虫を限定して指すこともある。
蠕形動物のこと。なかでも回虫。
* 回虫などによって起こると考えられていた腹痛などのこと。
* 潜在する意識。昔は(体内の)虫が人の心の中に考えや感情を引き起こすと考えられていた。
(出典:Wikipedia)
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“虫”を含む語句
昆虫
甲虫
虫蝕
蠕虫
爬虫類
轡虫
爬虫
毛虫
機織虫
螟虫
蛆虫
虫唾
弱虫
羽虫
黄金虫
南京虫
鈴虫
灯取虫
虫喰
除虫菊
...
“虫”のふりがなが多い著者
樋口一葉
竹久夢二
小川未明
楠山正雄
徳冨蘆花
島木健作
林不忘
泉鏡太郎
槙本楠郎
ロマン・ロラン