“爬虫類”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はちゅうるい91.3%
ながむし4.3%
はちうるゐ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数千万年前に、地球の上にすんでいたという巨大な爬虫類はちゅうるいである恐龍。頭の先から尻尾まで三十何メートルもあるというすごい恐龍。
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、やがて、紙帳の裾が、鉄漿おはぐろをつけた口のようにワングリと開き、そこから、穴から出る爬虫類ながむしかのように、痩せた身長せいの高い武士が出て来た。刀をひっさげた左門であった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(それは僕の習慣ではない、パリやベルリンに半生を送つた彼の習慣に従つたのだつた。)が、彼の手は不思議にも爬虫類はちうるゐの皮膚のやうに湿つてゐた。
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)