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虫唾
ふりがな文庫
“虫唾”のいろいろな読み方と例文
旧字:
蟲唾
読み方
割合
むしず
94.7%
むしづ
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしず
(逆引き)
若い親方の顔が急に苦々しい、
虫唾
(
むしず
)
の走りそうな恰好に
歪
(
ゆが
)
んだ。同時にその
眥
(
めじり
)
がスーッと切れ上って、云い知れぬ殺気を帯びた悪党
面
(
づら
)
に変った。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
いったい、この女と、お角とは、前世どうしたものか、ほとんど先天的の
苦手
(
にがて
)
で、思い出しただけで、おたがいに
虫唾
(
むしず
)
が走るようになっている。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
虫唾(むしず)の例文をもっと
(18作品)
見る
むしづ
(逆引き)
虫唾
(
むしづ
)
の走るほど厭になり候へども、秀林院様はさのみお嫌ひも遊ばされず、時には
彼是
(
かれこれ
)
小半日もお話相手になさること有之、その度にわたくしども奥女中はいづれも
難渋
(
なんじふ
)
仕り候。
糸女覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
虫唾(むしづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
唾
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“虫唾”の関連語
虫酸
“虫”で始まる語句
虫
虫干
虫酸
虫眼鏡
虫蝕
虫螻
虫喰
虫取菫
虫籠
虫気
“虫唾”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
中里介山
有島武郎
内田魯庵
高浜虚子
正岡容
泉鏡花
江戸川乱歩
夏目漱石
夢野久作