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難渋
ふりがな文庫
“難渋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんじゅう
84.6%
なんじふ
11.5%
なんじう
1.9%
むつかし
1.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんじゅう
(逆引き)
取りはぐれまして
難渋
(
なんじゅう
)
ひと方ではござりませぬ。今宵いち夜、お
廂
(
ひさし
)
の下なとお貸し願えぬでござりましょうか、お願いでござります
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
難渋(なんじゅう)の例文をもっと
(44作品)
見る
なんじふ
(逆引き)
抑
(
そも/\
)
われは
寄辺
(
よるべ
)
ない
浮浪学生
(
ふらうがくしやう
)
、
御主
(
おんあるじ
)
の
御名
(
みな
)
によりて、
森
(
もり
)
に
大路
(
おほぢ
)
に、
日々
(
にちにち
)
の
糧
(
かて
)
を
乞
(
こ
)
ひ
歩
(
ある
)
く
難渋
(
なんじふ
)
の
学徒
(
がくと
)
である。おのれ
今
(
いま
)
、
忝
(
かたじけな
)
くも
尊
(
たふと
)
い
光景
(
けしき
)
を
観
(
み
)
、
幼児
(
をさなご
)
の
言葉
(
ことば
)
を
聞
(
き
)
いた。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
難渋(なんじふ)の例文をもっと
(6作品)
見る
なんじう
(逆引き)
今
(
いま
)
の
白痴
(
ばか
)
も、
件
(
くだん
)
の
評判
(
ひやうばん
)
の
高
(
たか
)
かつた
頃
(
ころ
)
、
医者
(
いしや
)
の
内
(
うち
)
へ
来
(
き
)
た
病人
(
びやうにん
)
、
其頃
(
そのころ
)
は
未
(
ま
)
だ
子供
(
こども
)
、
朴訥
(
ぼくとつ
)
な
父親
(
てゝおや
)
が
附添
(
つきそ
)
ひ、
髪
(
かみ
)
の
長
(
なが
)
い、
兄貴
(
あにき
)
がおぶつて
山
(
やま
)
から
出
(
で
)
て
来
(
き
)
た。
脚
(
あし
)
に
難渋
(
なんじう
)
な
腫物
(
しゆもつ
)
があつた、
其
(
そ
)
の
療治
(
れうぢ
)
を
頼
(
たの
)
んだので。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
難渋(なんじう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むつかし
(逆引き)
もし我が父の知ることもやと例の密室に至りてこの
由
(
よし
)
を述べけるに、そは
難渋
(
むつかし
)
きことにあらず、
軟耎
(
やわらか
)
にして
細
(
こまか
)
きものを蛇に近づけてその
躁
(
さわ
)
ぐを雄と知り、静かなるを雌と知るべしと教へければ
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
難渋(むつかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“難渋”の意味
《名詞》
難渋(なんじゅう)
すんなり事が進まないこと。
難儀すること。渋ること。
(出典:Wiktionary)
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
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難渋者
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