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なんじう
ふりがな文庫
“なんじう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
難渋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
難渋
(逆引き)
今
(
いま
)
の
白痴
(
ばか
)
も、
件
(
くだん
)
の
評判
(
ひやうばん
)
の
高
(
たか
)
かつた
頃
(
ころ
)
、
医者
(
いしや
)
の
内
(
うち
)
へ
来
(
き
)
た
病人
(
びやうにん
)
、
其頃
(
そのころ
)
は
未
(
ま
)
だ
子供
(
こども
)
、
朴訥
(
ぼくとつ
)
な
父親
(
てゝおや
)
が
附添
(
つきそ
)
ひ、
髪
(
かみ
)
の
長
(
なが
)
い、
兄貴
(
あにき
)
がおぶつて
山
(
やま
)
から
出
(
で
)
て
来
(
き
)
た。
脚
(
あし
)
に
難渋
(
なんじう
)
な
腫物
(
しゆもつ
)
があつた、
其
(
そ
)
の
療治
(
れうぢ
)
を
頼
(
たの
)
んだので。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なんじう(難渋)の例文をもっと
(1作品)
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